義理人情とは。

ある本のインタビューで、北野 武さんはこう語っています。

「いまたけしさんが、“日本人とはこうだ!”というなら、それはどんな言葉になりますか?」

北野 「うーん・・・外国人との付き合い方でいえば、もう徹底的な“義理人情”ですよ。イタリアで最初にサインを頼んでくれた人の顔は、ずっと覚えてます。彼はたまに日本に遊びに来ますが、こちらでは全部面倒をみますから。評論家でも、最初にヨーロッパでおいらの映画を紹介してくれたのはトニー・レインズというイギリス人ですが、彼が日本に来たときにはすぐに飛んでいく。

『タケシ、忙しいのにたいへんだね』
といわれて、

『いや、俺は日本人で、義理はちゃんとわかっているから』というと、

とても喜んでくれます」

「それはとてもいい話ですね。大物になると、それまで世話になった人への恩を忘れる人もいますから」

北野 「義理人情というと任侠道みたいだけど、世話になった人に恩や忠義を感じる気持ちは、本来、日本人がいちばん強く持っているものですからね」

「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」竹田 恒泰 著PHP新書より
_______

さすが世界の北野。

義理人情って言葉は難しいけども、義理は大切だと思います。この仕事してると、「不義理」も多いけど「義理」で感動することもよくあります。どんな事があっても、例え自分に不利に働くとしても義理は大切にしたい、そして大切にして欲しい。

そう願います。

日本一の話。

この間のメンタルトレーニングの先生は、私の二つ下の後輩です。

話をしていて思い出した事を書かせていただきます。

題して「日本一の話」

私の高校時代の一つ下に、Iという後輩がいました。彼とは、最寄りの駅が同じで、よく一緒に帰った記憶があります。記憶を辿ると、そういえば白帯で入ってきた!笑
一つ下は三人だけだったと思います。重量が二人、そして、66kgが一人。この66kgがIです。こいつは、なんと、インターハイチャンピオンになりました。入学当初白帯です。考えられないですよね。本当弱かったし、インターハイ優勝した後も弱かった(笑)では何故優勝出来たのか。監督が言ってました。

「あいつには誰にも負けない集中力がある。ワンチャンスを逃がさない集中力が。一つの技しか出来ないのにそれを決めるからな!」って言ってました。「そしてそれを活かすための組手を徹底してた。」って。

やはり勝つ人間は何かに特化している。そう思い出しました。

自分は何に特化していたかは、自分では分からないですが。。。汗

そうそう。このI。一年の冬か二年になってからか、一回辞めようとしました。先生に追い込まれて。家まで行ったのを思い出します。辞めてどーすんだ?やれよ!って言ったかどーかは覚えてませんが(笑)引き留めた記憶はあります。

みんな悩む。みんな努力する。

やっぱ勝ちたいなら頑張るしかないな!

ふと思い出したので書いてみました。また気が向いたら昔の話を書きたいと思います。

ちなみにこのIは、今は家業を継いで、日本で一番強いパティシエになってます。

卒業生会発足について

昨日発足されました卒業生の会。

これは、私が指導した卒業生の会になっています。平成17年度卒業生から会員です。

間違った認識が無いように説明させていただきます。

それ以前のOB会は色々あった模様で。。。私はコメントしませんが。。。

とにかく在校生の為の卒業生会発足です!!!!