私の道場の師匠はめっちゃ厳しい先生でした。(今はめっちゃ優しいんですが笑)
色んな思い出がありますが、今ふと思い出した事を書きたいと思います。
確か、あれは私が高校二年生の国体予選だったと思います。準決勝で井上康生さんに敗れて、あー負けたー的な感じでそのまま三位決定戦も負けました。その時に、「そんな賞状意味ねー!破れ!!あんな試合するんだったら出ない方がマシだ!賞状の価値なんてない!!」って叱られた記憶があります。三位決定戦の態度が悪かったんでしょう。一位を取らないと意味が無いって思ってやってましたが、その時に試合は全て勝たないといけないんだ、それが三位決定戦だろうと敗者復活戦だろうと勝たないといけないんだって思いました。
振り返ってみると、準決勝で負けて、もう次の試合とか考えられなかった様に思います。そこを叱られたんでしょうね。そこで叱られた事で今があるし、その後の大会では三位決定戦や敗者復活戦もしっかりと戦える様になったと思います。
良い思い出です。
え?賞状ですか?破いたかって?
。。。
破きましたよ。葛藤しながら。流石に破くのは抵抗ありましたし、なかなか破れませんでした。破いた時には何故かめっちゃ泣いていたと思います。人目をはばからず。もちろん高校の師匠には賞状を破いた事を叱られました。失礼な話ですから。どちらの先生にも叱られて、しかし、どちらの先生も正しい。間違っていたのは自分だったから。自分がしっかり戦っていれば問題なかった話ですから。本当に反省しましたね。
なぜこの話かと言うと、明日いよいよ剛柔心素人デビュー戦です。どんな賞状でも貰えれば嬉しいだろうし、負けたら悔しいだろう。
でも!私としては楽しみで仕方ない!!
ポーッと賞状の事を考えてたら思い出したんで書きました。とにかく明日は怪我をしない様に願うばかりです。