上で通用する為に。(小・中学生編)

上で通用する為に。(ここでいう上というのは、九州・全国・そして更に上という意味と、高校・大学・社会人という意味です。)

どんな指導をするべきか。
(これは私の私見であって、様々な意見の一つと思って読んでもらえると幸いです)

一番大切な事。
中学生は目の前の勝敗だけにこだわらない事。内容にこだわること。
小学生は楽しさも伝えること。柔道の意義を伝えること。

これだと思います。今月号の近代柔道にも少し書かれていましたので抜粋させていただきます。「小学生時代のエリート選手が将来日本代表選手になる確率が低いことが、多くの競技種目で判明している。柔道においても、少年柔道の過熱化に拍車をかけたのは、全国小学生学年別柔道大会であるという指摘があるが、この大会で3位以内に入賞した小学生がインターハイ個人戦優勝者を占める割合は1割前後に過ぎない。怪我や燃え尽きで消えていく子供の方が圧倒的に多いと推測される。」

この最後の文の、怪我や燃え尽きという事も確かにあるでしょうが、それよりも小中学校では勝てる柔道ってあると思います。一つ例をあげると、かけ逃げに近い形で指導を狙う。でもそういう指導をする指導者ってあまりいないと思うんです。では、なぜそうなってしまうのか。それは、組み手を教えてしまうから。正確に言うと、切る動作を教えてしまうから。切る=握らない。握らない=力がつかない。そういった柔道をしていると、やはり高校・大学ではなかなか勝つ事は難しいし、その形を変えることは難しい。そういったことが、上で通用しない所以の一つとも言えると思います。ではどういった組み手を教えるべきか。切ることは確かに大事。しかし、切りすぎることはダメ。ここが難しいんですよね。切りすぎずに体の使い方を教えなくてはいけないと思います。肩の動かし方や手首の使い方、肘の使い方や力の抜き方。この辺は感覚になってくるんですが、切る動作よりも相手の力を如何にして利用するか、考えたら止まらないっす。

なぜこんな事をいきなり書いたかというと昨日の中学校の大会で他の先生方を観ていて、やはり指導って大切で大変なんだなって思ったからです。皆さん強くなって欲しいという感情や、柔道を続けて欲しいという感情があるのがみてて感じました。もっと自分も頑張らないとなって感じました。

何を書きたかったのか分からなくなりましたが、常に真剣にぶつかっていきたいと思います!

上で通用する為に。(小・中学生編)」への2件のフィードバック

  1. 息子・娘共々宜しくお願いします。
    私達は健全な身体が出来るように精一杯食育に頑張って行くつもりです。先生食べさせたら良い食べ物、食べさせ方等ありましたら教えて下さい。
    私達保護者も精一杯頑張ります。

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