今週は、福岡で開催される選抜体重別です。
もちろんみんなで応援に行きます。
先輩が出る大会ってのは良いですね。刺激にもなるし。
でも戦う2人はきっとすごいプレッシャーなのでしょう。永瀬は崖っぷちだし、田川は強大な2人がいるし。
プレッシャーとは何か。勝たなくてはいけない、負けたくない。そういった気持ちから生まれるものだと思ってます。
試合って勝たなくてはいけないの?負けたくないものなの?
ここで発想の転換が大切になります。物事をどう捉えるか。
試合に勝ちたい。俺が勝つ。
そう思う事が出来れば、自分のパフォーマンスは最大限に発揮されると思います。負けたくない、勝たなくては。そういったマイナス方向の考え方では、体は動かなくなるもの。負けたくないと思えば、返されるかもしれないといった不安がよぎり、思い切り技に入れないかもしれない。勝つと思えば、投げるしかない攻めるしかないのだから、そりゃ技に入るでしょう。
だから考え方って大事で、声かけって大事ですよね。
頑張れよ!の一声で気合が入る子もいれば、勝てよ!の一声で固まってしまう子もいる。
十人十色。みんな違って当たり前で、みんなそれぞれだから良い。でもそれが難しい。兄弟でもこんなに違うの?って我が子を見ながら感じる毎日です。
同じ66キロ級でも、嵐斗の時は、とにかく気持ちが奮い立つように。負けず嫌いの性格をうまく利用した声かけに注意してました。対戦相手が毎回ハードでしたから、気持ちを切れさせないようにするのが大変でした。池崎は、熱いことを言っても奮い立ちません。選手権では、自分が勝ちたいと思うならばっという言葉を頭につけて話すようにしてました。それが正解なのかは分かりません。でも、その子の事を考える事は正解だと思います。たとえ間違っていたとしても。
話が脱線してしまいましたが、今週は楽しみでなりません。だって教え子があの畳の上に上がるんですから。リオの選考会の時は、変に緊張していたのを思い出しますが、試合するのは私じゃないから。
私は祈るのみ。
願うのみ。
活躍を期待しましょう。そして土曜日の試合後に、同じ畳に中3の木村公了も上がります。九州大会で。力はついてきてますので、しっかりと戦わせたいと思います。思いっきり。
では。