今日の感想

本日の防犯大会。そこで感じた事を書きたいと思います。

基本的に、私は叱ってる人は好きです。やっぱり、技術の前に気持ちが一番大切だと思うから。勝った負けたの事じゃなくて、その試合の取り組み方について叱ってる方は素晴らしいなぁと思いました。それが、きっと今後の取り組み方に影響が出てくると思うから。少年柔道において、勝ち負けを叱る方は論外。でも、そこには普段からの取り組みがあって、外部の人間には分からないことが多々あるもの。だからきっと普段から言われてるんだろうなぁと思って、様々な事を立ち聞きさせてもらってました。とても勉強になりました。

そして私は試合に負けて、技術の事を言う方にはちょっと違うんじゃないのかな?と思ってしまう事もあります。それは、その技術どうこうではなくて、小さい時に技術は必要なのか?という事。例えば、ポイントを取った後に、逃げろ(極端に言うとです)っていう指示など。それよりも、握って攻めろの方が将来性あると感じてしまう。でもここにも様々な考えがあると思います。以前、長崎県で強い道場の先生とお話をさせてもらう機会がありました。その先生は、「子供たちが出る試合、全て勝たせてあげたい」とおっしゃってました。それは、指導者としてはそう思うのが当たり前なんだろうなとは思います。負けたら悔しいし、指導力がないと思われるかもしれないし。でも、負けたとしてもそれら全てが子供達は成長するチャンスがあります。私は、小学生や幼稚園児は勝ったら嬉しいし、負けても気持ちを育てるチャンスやなっと思ってそれも楽しい。勝ち負けよりもとにかくしっかり握って技をかけて欲しい。それも思い切り。それで良いなって思います。全く知らない子が、負けて泣いてる姿を見たら、お前は強くなるぞ!って声をかけたくなる。負けたらモチベーションが下がる?それは指導者次第ですよね。

不謹慎かもしれないけども、中学生や高校生においてもそう思ってしまう試合があります。ここで負けたらこいつはもっと良くなるぞ〜とか、それはただ単に負けるんじゃなくて理由があって負ける。それならば、これからそれはしなくなるから更に強くなる。どの試合かって言うのはここでは書けませんが、大事な試合でもそう思ってしまう自分がいます。監督としては失格、でも指導者としては有りかなと。今日の試合でいうならば、巧と恒成はまだまだ勝てなくて当たり前。だから負けても怒りません。体も弱いし、気持ちもまだまだ勝つ気持ちではない。これで勝っちゃうと、成長が期待できないから負けれるうちに負けておけ!って感じです。一秀は今日は1番頑張りました。最後は力の差で負けたけども、負けた原因は明確。それよりもあれだけ戦えた事が収穫。今日の内容で叱ったのは在真。投げられる事を嫌い、攻める事を怠ったから。確かにここに成長を感じます。中学から始めて、あれよあれよと県チャンピオン。そうなると負けたくなくなるもの。負けたくないという感情は大切。しかし、それよりも勝ちたいと思う事が大切です。勝ちたい!と強く思うならば、攻めに転じるはず。今日は攻める事をせずに、結局やられました。それでは何も生まれないんです。でもそれを感じたならば(コンコンと言ったから感じているはず!。。。心配だなぁ〜σ(^_^;))収穫です。まだまだ強くなれる。

負けから得るものって大きいと思います。勝つのは1人。大事な最後の時に勝てば良いんです。負けたとしても、その取り組みが大事だと思います。最後は負けたくないけど!笑

何が言いたいか分かんなくなってきてしまいましたが、今日大会に出ていたみんなが柔道を好きでいて欲しいなと。柔道って素晴らしいなって、楽しいなって思って欲しいという事です。それがあれば、中学、高校で頑張れる。大学でも社会人でも頑張れる。そして、柔道を教える側へと成長する。

いま、小学生の全国大会について物議を醸しているそうです。廃止にすべきという声と存続すべきという声。うーん。どちらの声も正しくて分かりませんな!笑  しかし、それがあるせいで強い子のモチベーションが上がるのは事実。それがあるせいで、辞めてしまう子がいるのも事実。辞めるという事は、人口が減り、競技力が下がるという事。それは大問題。だから、難しい問題ですよね。ちなみに私が小学生の時は全国大会ありましたが、その予選に出た事ありません。何でかは知りませんが。。。

以上、私の戯言でした。

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