19年前の思い出(2)

さて、いよいよ決勝戦。相手は前年度全国優勝の東海大相模高校。

先鋒は私。これは奇襲でも何でもなく、団体戦の後に個人戦の決勝があった為です。大会前から監督に言われてた事で、めっちゃワクワクしてました。全員抜いたろか!って意気込みっす。が、しかし。勝負は難しいもので、相手も強いもので(-。-;なんとか2人抜いて3人目。個人戦の決勝でも対戦する相手でした。序盤に相手の反則により警告をもらい、よっしゃ次は4人目かって思っていたら、まさかの脇固めをくらってしまいました。集中力の欠如からくるまさかの失態。見事に脱臼してしまいました。それで棄権負け。そのままチームは副将まで抜かれ、比留川登場。ちゃんと抜き返して、相手は全中重量級チャンピオン。技有りと有効を奪い、これは勝ったと思った矢先、一瞬の出来事で一本負け。これで相手は副将、こっちは大将。大将は小川。60kg級ながらも、もうなんとかしてくれーって感じです。開始早々、足払いで有効奪取。会場大盛り上がり。しかし、やはり軽量級。動きを止められ払い腰で一本負け。2位での選手権出場となりました。この年、東海大相模は全国大会3位。次の年は2位。そしてその次は優勝。この時代はやはり強かったですね。

そして、脱臼したままの個人戦決勝。この試合、はっきり言って記憶にありません。痛さなのか疲労なのか分かりませんが、覚えてないんですよね。ビデオでみた記憶しかないんですが、指導1つで勝ちました。これは、審判が味方してくれたんだろうなーって思ってます。そのお陰で、全国大会優勝。ありがたやって感じですね!笑

ここで伝えたい事は、2つ。

やってやる!という強い心を持つ事が大切。

男は痛いとか疲れたとか言えない時がある。

この2つです。

明日は、俺が決めてやる!俺が!!俺が!!!って言う気持ちで全員戦ってくれる事を期待します。

こんな経験をしているからこそ、生徒に万全を尽くす事の大切さを説く事が出来るのかなっと思います。

明日は頑張ります!!

19年前の思い出(2)」への2件のフィードバック

  1. 凄いの一言!

    あっぱれです!

    『想いは手法の上流にあり』

    やっぱ、土壇場では「ココ」ですね!←左胸

    気持ちです!笑

    太一先生は強い!

    明日は間違いないく勝つ!!

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