19年前、私が高校2年生だったときの選手権予選。前年度、東海大相模高校が井上康生さんの活躍により優勝しました。そのおかげで、神奈川県の出場枠は2つ。もちろん優勝して出場権を取るつもりでしたが、結果は2位でした。このときの試合は鮮明に覚えています。その試合の思い出を書きたいと思います。
まずは日大藤沢の戦力から。私の他に、比留川(全中86kg級3位、インターハイ5位)と小川(インターハイ60kg級優勝)、八鍬(180cm超え、100kg)大石(誰とでも引き分けれる男)、そして一つ下に飯田(66kg級インターハイ優勝)がいました。十分な戦力です。が、かなりの大苦戦。ベスト16で対戦した高校は厚木北高校。前3人で終わらせるはずが、2人残って副将の私まで回ってきました。内心ふざけんなよって思ってました(笑)2人抜いてベスト8へ。ベスト8から4校の2リーグで1,2位を決めての決勝トーナメントになります。ここでもまさかの悲劇が待ってました。1試合目、先鋒に比留川を投入して私は大将。一人抜いてなんと一本負け。そのままチームはガタガタで、なんと3人残って大将の私まで回ってきました。この時の相手は横須賀学院。ちゃんと3人抜いたんですが、予想以上に疲れました。次は、武相。この試合は1試合も見ませんでした。とにかく回復させないといかんと思って、休んでいました。そして勝って、リーグ最終戦。相手は東海大相模。2人残って大将の私。1人抜いて、大将戦首投げで技ありを取られて負けました。ということは、リーグ2位で準決勝は、反対側の1位とやらなくてはいけなくなりました。相手は、予想通りの桐蔭学園。先鋒は、桐蔭が小野卓志。でもまだ高校1年生でしたから、うちの大石ががっちり引き分けて流れはうちに。次に1人が負けてそこで比留川が3人抜いて、桐蔭大将、日大藤沢は中堅というかなりの有利。しかしさすが桐蔭学園。試合は大将戦までもつれ込みました。ですが、もう疲れ果ててたので問題なく勝って無事に高校選手権の出場権を獲得しました。そして、決勝はもちろん東海大相模高校。もううちはイケイケです。この時のオーダーは、まさかの先鋒、私。もう全員抜いてやるわ!って意気込んでいった結果はいかに!!笑
次回、19年前の思い出(2)をお待ち下さい。笑