日本一を目指す
という言葉が私はあまり好きじゃない。
日本一というものは、簡単になれるものではないし、簡単に口に出してはいけない。昔、一度だけ日本一になった事がある私だから言えるのかもしれない。いや、日本一になる大変さが分かっているから簡単に口に出してはいけないと思っているのかもしれない。
日本一になりたいという思いを持って、毎日鍛錬する事が大切だという事はわかる。でも、日本一になるためには何をしなくてはいけないのか。そんなの誰にも分からない事でしょう。でも、毎日コツコツやり続ける事。それも、好きな事得意な事を伸ばすのはもちろん、出来ないことも一つ一つクリアにしていく事。それが大切だと思う。
日本一を目指して頑張ろう。
こんな無責任な言葉は無いと私は思う。
だから私はいつも生徒に言う。
一つ一つだと。一つ一つ勝ち続けた先に、日本一が残る。
今日から本格的な新チームの始まりだ。いつもより遅くなってしまった。
ここから一つ一つ。階段を登らせて行こうと思う。
考えなくてはいけない事が多すぎて、毎日忙しーなー。笑
余談
私は、平井も松本も、日本一なんて目指してませんでした。ただ、どうやったらこの子達が強くなるのかを考えて指導してきたし、どうやったら目の前の相手に、綺麗な柔道で勝てるのかを考えて指示を出したつもりです。その結果、🥈と🥉。
最近、中学生が勝つから勘違いしている自分もいたけど、勝負は高校です。楽しみたくさん。まだまだやらないとな!