回顧〜その4〜

2人目のインターハイチャンピオン誕生。

私が指導者としても2人目だし、長崎県史上男子2人目。

やったね。

今回、自信はありました。何故なら、大きな怪我をしてなかったし、何より練習をしっかりと積むことが出来た。五島での練習が全て。これだけの練習が出来て、負ける訳がない。そう思えるほどに、集中して短時間でやり込むことが出来た。五島の皆さん、ありがとうございました。

そして迎えた個人戦。特に声をかけることもなく、とにかくいつも通り。だって言わなくても1回戦から気合い入る相手でしたから。見事にリベンジ達成。問題は、ここから。勝負はここから。2回戦もなかなかの難敵。終盤に技有りを取って勝ち。3回戦はノーマークだった中国チャンピオン。残り17秒?技有りを奪われ、黄色信号点灯。色々な先生方から言われましたが、私に焦りが見えなかったそうです。あの時の心境は、残り17秒。。。ワンチャンスはある。この為に追いかける練習をして来てたから、焦ることもなく、後はこの子の運に任せるしかない。そう思ってました。だいたい、大事な試合って緊張しませんか?とか聞かれますが、試合の当日はあまり緊張しないんですよね。それまでに緊張し終わってるし、やるべき事はやって挑んでるから。だからラスト2秒で投げた瞬間は、きたー!って感じです。でもノージャッジでビデオ判定だったから、後は待つのみ。ビデオ判定が導入されて、ほんと良かった。その時は一本かノースコアかと思いましたが、側面がついているのかついていないのかってビデオを見ると、まぁついているのかなと。ギリギリに技有りを奪ってゴールデンスコアへ。後はスタミナ勝負。いやーキツかったでしょうね!でも、練習の方がキツかったと思うので、練習やってて良かったな。笑 結果、指導を奪って反則勝ち。準々決勝に進出。

次も難敵でした。内心は、めんどくせーなー!って思ってたんですが、朝から隣ですっごく嵐斗を見てたので、逆にいけるなって思ってました。私はあまり対戦相手を凝視するのは好みません。それよりも、自分の状態を確認することの方が大切だと思ってるから。嵐斗には、3回戦が終わり、ここからは気持ちの問題。勝ちたいのか勝ちたくないのか。それだけ。勝ちたかったらしっかりと気持ちを作れ。と言って送り出しました。結果、肩車一本勝ち。準決勝に進出。

次の対戦相手の準々決勝を見ていたら、あれ?これって。。。と嵐斗に言ったら、全中の準決勝でやった相手です。あらー、じゃあリベンジに燃えてくるなー。と試合観てたら強い強い。選手権3位が相手にならず。ただ、どちらかというとやりやすい相手だなと。力が強く、ごまかそうとしてこないタイプ。面白い試合になるなと感じました。指示は下からしっかりと釣手を立てて使え。これだけ。後は体が反応するでしょ。しびれを切らした相手が引き手襟から入り、首投げに来たのを透かして技有り。相手が返しに来たのを合わせて技有り。合わせて一本勝ち。さぁ、いよいよ決勝へ。

決勝前にかけた言葉は、どっちが強いのか、しっかりと見せてやれ。だけです。

決勝は、パスワードをかけて。

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