なんと!ブログ初となる質問をいただきました!
いやいやありがたい事ですね〜!
では質問を掲載します。
「こんにちわ。いつも楽しく拝見して参考させてもらっています。
長崎県内の中学校に通う中学2年生で柔道部です。
筋力アップのため父がしているベンチプレスをしようか迷っています。ネットを見ても身長が伸びなくなるとか、むしろ成長を手助けするとか、情報が多すぎて理解に困っています。
松本先生はどう思われますか?回答していただけると嬉しいです。」
私こそ質問してくれて嬉しいです。なんかラジオみたいになってきましたね!
結論から言いますと、私はウェイトトレーニングは反対です。というのも、中学高校までは反対という意味です。色々な考え方がありますので、これは私の考え方です。
理由は、技術がつく前に力がついてしまうと力に頼ってしまうと思っているからです。力がつくと凄く簡単に勝てます。中学は特に。でもその力は高校の後半、大学で追いつかれます。それよりも大切な打ち込みや普通のトレーニングをして、柔道力をつけ、技を身につけ技術を身につけ、戦えるようになった方が後々良いと思います。それでウェイトトレーニングをしている相手と戦えるなら、大学に行ったら必ず追い抜けます。必ず強くなります。
実際に、長崎日大の生徒は高校3年のこの時期からウェイトトレーニングを始めます。シニアで活躍してる永瀬や、大学で活躍している田川も例外なくこの時期から。桂に関してはウェイトトレーニングは、まだ2年だからしてません。全日本合宿にて、首脳陣からウェイトトレーニングをやれと言われて帰ってきました。そしたらウェイトトレーニングをしないとってノートに書いてきました。呼び出して話をしました。「どこで勝てる選手になりたいのか?世界カデ?そこで勝ちたいだけならどうぞウェイトトレーニングをしなさい。俺はその上を目指すべきだと思ってるから、ウェイトトレーニングはまだ早い。それよりも、手首の使い方、組手の手順、間合いの取り方、技の入り方、そういった技術を付けた方が良い。その考える事が身に付いてから、ウェイトトレーニングをした方が強くなるはず。」そう言って本人も了承して、ウェイトトレーニングはまだしてません。でもそれで世界カデも優勝出来たから良かったです。
と、私の考えはこんな感じです。でも間違えて欲しくないのは、トレーニングが必要ないのではなく、ウェイトトレーニングは必要ないという事です。自重トレーニングや、サーキットトレーニングなどは必要だと思います。どんなトレーニングをするべきか分からなければ、ぜひ練習に参加して下さい!笑
以上です。他にも質問あればコメントしてもらえれば答えます!
ぜひ日大相談室までどうぞ!笑
回答して頂いてありがとうございました。
僕の先輩で瓊浦や南山に行った人は中学3年で引退してからウエイトしてます。そんな人たちにも勝ち、全国でもトップに行く長崎日大はやっぱりすごいです。
正直僕は、中学生での記録にこだわり過ぎていたのかなと思います。中学生で技術を磨く前に力をつけると、確かにその力に頼ってしまいます。そこで勝てたとしても僕のゴールはまだまだ先なので意味が無いですね。だからベンチプレスはしません。
それにしても山口たかやさんをはじめ中学生時代に全国で活躍していた訳でもない選手を育て上げ、全国で活躍する選手にする松本先生は本当にすごいです。蠣崎さんが春の選手権で桐蔭の村尾さんを引き分けに持ち込んだときなんかは鳥肌たちました
長文ですみません。これからも長崎日大の活躍を期待しています。頑張ってください!