vol.1はパスワード無しで。今回の試合に臨むにあたり、はっきり言って勝つチームの雰囲気ではなかった。普段ならば、指摘して喝を入れるところですが、今回は喝を入れずに放置。何故ならば、試合前ということもあったし、言っても変わらない集団になりつつあったから。
箇条書きで書いていきます。
①試合2日前に風邪で休む部員がいる。
これは、はっきり言って有り得ないです。試合直前に、自分は試合に出ないからと発熱して休む。全員で戦いに行っていない証拠でした。
②試合に出ないものが自主練をしない。
これは、強くなりたくない、試合に出たくない者の行動ならば分かりますが、そういう者に限って強くなりたいという。そして、サボっている者がいるのにも注意ができない上級生。チーム状態崩壊です。もうチームではありません。個です。
③練習一つ一つの中身がかなり希薄。
打ち込み、寝技の基礎、それらすべてがわかりやすく言えば適当。練習時間が短いのに、それで身につくわけがない。
④私生活の緩み
携帯を教室で使用する。欠点を取る。宿題を出さない。中には、未だに挨拶と返事ができない者がいます。
⑤これら4つは、団体選手以外の話です。ここも一つの問題です。団体選手(2年)が素晴らしいということではなくて、自分のことしかしていないということ。仲間というのは、楽しいことをするときだけではないのです。嫌なことも一緒に頑張る、苦楽を共にしてこその仲間です。そこの仲間意識、チームとしての考えが0。大問題です。
これらは、まとめて試合が終わってから指導しようと考えていました。何故ならば、試合1週間をきってからの出来事が多かったので。そんな闇雲に怒っているわけではありませんから(笑)やはり怒ると萎縮しますからね(笑)
どんな形であれ、全国につながる試合は勝てば良い。惜しかったね、次頑張ろうよ、でははっきり言って何にもならない。それは負けた時に学んだ教訓です。そこの自信があったからこその今回の指導の仕方でした。
そんな状態で臨んだ試合。試合中どんな事が起きていたのか。オーダーの意図はなんだったのか。それらはvol.2で書きます。