昨日話したこと。

「本を読め」

大人になって働くようになったら、今の勉強してることなんてほとんど使わない。じゃあ何故勉強するのか。それは、考える力を養うため。そして、やらなくてはいけないことから目を背けないため。この二つの力を養って活かすために、本を読め。最初は、スポーツ選手の本とかでいいから何か読んでみろ。そしたら教養が身に付く。色んな経験をして、色んな話を聞いて、色んな本を読んで、教養を養え。それが力になる。

こんな話をしました。

社会で活躍出来る、力を発揮できる、そんな人間に育って欲しいとも思うし、世のため人のためになれればいいとは思うけど、なにより自分が楽しめる。それが一番だと思います。

やりたい事をやれる。そんな人間は一握り。その一握りに入るために、勉強は大事だな、教養は大事だな、と感じた一日でしたので、生徒に話をさせていただきました。

さて、がんばろー。

卒業

卒業ってめでたい事なのに悲しいですよね。

出会いもあれば別れもある。

一つ一つの出会いが私の財産になり、一つ一つの別れが永遠の別れではなく、繋がっている別れになる。

これ以上ないですよね。最高です。

今年も今日卒業式でした。私は校務でバタバタで式には出れませんでしたが、良い卒業式だったことでしょう。

たくさんある学校の中から長崎日大柔道部を選んで入部してくれた。私はその期待に応える事は出来てるのかな?自問自答です。一人でも多く悔いなく卒業してくれるように頑張ります。

もっと頑張ろう!もっともっと卒業生が喜んでくれるように頑張ろう!どこにいても、その活躍が耳に入るように。

卒業おめでとう。

義理人情とは。

ある本のインタビューで、北野 武さんはこう語っています。

「いまたけしさんが、“日本人とはこうだ!”というなら、それはどんな言葉になりますか?」

北野 「うーん・・・外国人との付き合い方でいえば、もう徹底的な“義理人情”ですよ。イタリアで最初にサインを頼んでくれた人の顔は、ずっと覚えてます。彼はたまに日本に遊びに来ますが、こちらでは全部面倒をみますから。評論家でも、最初にヨーロッパでおいらの映画を紹介してくれたのはトニー・レインズというイギリス人ですが、彼が日本に来たときにはすぐに飛んでいく。

『タケシ、忙しいのにたいへんだね』
といわれて、

『いや、俺は日本人で、義理はちゃんとわかっているから』というと、

とても喜んでくれます」

「それはとてもいい話ですね。大物になると、それまで世話になった人への恩を忘れる人もいますから」

北野 「義理人情というと任侠道みたいだけど、世話になった人に恩や忠義を感じる気持ちは、本来、日本人がいちばん強く持っているものですからね」

「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」竹田 恒泰 著PHP新書より
_______

さすが世界の北野。

義理人情って言葉は難しいけども、義理は大切だと思います。この仕事してると、「不義理」も多いけど「義理」で感動することもよくあります。どんな事があっても、例え自分に不利に働くとしても義理は大切にしたい、そして大切にして欲しい。

そう願います。

日本一の話。

この間のメンタルトレーニングの先生は、私の二つ下の後輩です。

話をしていて思い出した事を書かせていただきます。

題して「日本一の話」

私の高校時代の一つ下に、Iという後輩がいました。彼とは、最寄りの駅が同じで、よく一緒に帰った記憶があります。記憶を辿ると、そういえば白帯で入ってきた!笑
一つ下は三人だけだったと思います。重量が二人、そして、66kgが一人。この66kgがIです。こいつは、なんと、インターハイチャンピオンになりました。入学当初白帯です。考えられないですよね。本当弱かったし、インターハイ優勝した後も弱かった(笑)では何故優勝出来たのか。監督が言ってました。

「あいつには誰にも負けない集中力がある。ワンチャンスを逃がさない集中力が。一つの技しか出来ないのにそれを決めるからな!」って言ってました。「そしてそれを活かすための組手を徹底してた。」って。

やはり勝つ人間は何かに特化している。そう思い出しました。

自分は何に特化していたかは、自分では分からないですが。。。汗

そうそう。このI。一年の冬か二年になってからか、一回辞めようとしました。先生に追い込まれて。家まで行ったのを思い出します。辞めてどーすんだ?やれよ!って言ったかどーかは覚えてませんが(笑)引き留めた記憶はあります。

みんな悩む。みんな努力する。

やっぱ勝ちたいなら頑張るしかないな!

ふと思い出したので書いてみました。また気が向いたら昔の話を書きたいと思います。

ちなみにこのIは、今は家業を継いで、日本で一番強いパティシエになってます。

保護中: 国体強化選手

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カテゴリー: 柔道部, 独り言 | コメントを読むにはパスワードを入力してください。