2年半の終わり(2)

(2)では、個人戦の振り返りです。

もちろんパスワードなしで!

60kg級の山下隼弥。山下が成長したところは、メンタル面。試合を重ねる毎に、成長していった感があります。まずは2年新人戦の中地区の決勝から緊張の始まり。ここでは決勝という舞台に緊張して、逆転負け。そして、決勝という舞台を経験しての新人戦県大会決勝。見事勝利。そして九州新人。今度は九州大会という舞台に緊張。秒殺っす。それも経験です。力は確実に付いていたので、この子の場合は一つずつのステップアップかなーと思ってました。そこから期待しての選手権予選。まさかの怪我で大会不参加。これは残念でした。しかし、これもあってのインターハイ予選優勝かなと。県予選は圧倒しての優勝。そして迎えた九州大会。緊張ゼロ。顔色良し。こりゃ準決勝まではイケるかな〜という事で3位確保。そして迎えたインターハイ。これも緊張は見えませんでした。有効取られ、指導二つ取られてから組手の変更指示。相四つは引き手側から入るのがセオリーですが、釣り手から入らせました。韓国背負いワンチャンのために。しかし案の定絞られる。それを少し繰り返して、次は右から入る。そうする事で、左が一瞬フリーになります。その瞬間の背負い!そして極め!見事なタイミングと見事な極めで一本。最高の瞬間でした。得意技が極まるという事ほど嬉しい事は無いっす。3回戦の相手は、強かったっすねσ(^_^;)事前の組手の情報も逆で、あたふたしちゃいました。まぁ仕方ないっす。よく頑張ったと思います。九州大会3位の後も、なんか不満そうだったので「どうした?不満か?」と聞いたら「自分がここまで来れるとは思ってなかったんで、なんて言っていいのか」って言ってました。力はついている。それが結果としてついてくると、それは自信に変わる。

うん。良い試合でした。

100kg級の桂潤哉。1回戦敗退。相手は崇徳高校の空。指導1差で敗退。これは、はっきり言って審判に不満です。審判によってバラツキが大きすぎる。さっきはそれで取らないのに今度は取るのかよ!って言いたくなるくらいでした。まぁタラレバで、不満を言っても仕方ないので。首抜き指導でもったいなかったっす。負けはしましたが、これも良い試合でした。結局、相手の子が決勝まで進みました。一番競ったのは潤哉です。という事は、潤哉もそこまでの力はあるという事だと思います。勝負はやはり紙一重。この紙一重を、大学で逆転してくれ〜。と願います。

慎平と颯も、この舞台に立ちたかったと思います。しかし、潤哉と隼弥が立派に戦ってくれたので、気持ち良かったのではないでしょうか。3年生の試合に関しては、今年は悔いが残りませんでした!

問題は1.2年っす。。。o(`ω´ )o

絶対に長崎からでも通用する。

絶対に地方からでも通用する。

絶対に自分たちは通用する!!

この強いメンタルを育みたいと思います。

さーて。中学生の九州大会に行きますか〜!

2年半の終わり(1)

パスワードなしで( ´ ▽ ` )ノ

高校3年時のインターハイ。

実質これが最後の大会です。

今年の3年生の集大成を振り返りたいと思います。

男子団体

1回戦

岩手県代表盛岡中央高校に4-1で勝利。この時負けたのはニコー。指導3まで取っておきながら、更に追っかけたところに合わされて一本負け。パタパタしながらも、スコアは4-1。インターハイではなかなか無い数字で勝てました。

2回戦

神奈川県代表東海大相模高校に0-3で敗退。先鋒の桂が、相模エースの辻を押し気味に引き分け。そして蠣崎も引き分け。流れは完全に、長崎日大でした。そして山口登場。大外刈りを捨て身で返されます。しかし、両手をついて背中はつきませんでした。が、審判の判定は技有り。会場の雰囲気がおかしかったのか、ケアシステムにてビデオ確認。なのに、判定は変わらず。そして、再三の首抜き、防御姿勢にも関わらず、指導はまったくいかない。私の頭には、なんで?という焦りが。その時点で未熟度マックス。監督失格です。監督が至らんせいで、やられてしまいました。そして、山口にも焦りが出てしまい、またもや大外刈りを返されて一本負け。万事休す。副将ニコーは中途半端に戻り合わされて一本負け。まぁまだニコーはこんなもんです。大将永田も技有りを取られてから落ち着いて、柔道ができていました。そんなこんなで0-3です。

この団体戦で感じた事は、

①本当に勝つ気があったのかどうか。試合後の反省で、思ってたよりやれた。という感想が出て来ました。という事は、勝つ気はありませんよね。やはり、名前で負けてしまう。まだまだそんなチームです。ガッカリっす。

②組手が遅い。組むスピードが遅いから、攻めが遅くなる。組むスピードが遅いから、劣勢になり指導をもらう、相手のペースになりやすい。上で戦うためには、必須な事なのに出来ていませんでした。ここにもっと時間をかけないとと思います。

③3年生の力。潤哉の相模戦は、素晴らしいの一言。徹底して相手の嫌がるところを突き通して、引き分け。3年間の全てをこの試合に出せ!と、ハッパをかけてのスタート。感無量、素晴らしい試合でした。この気迫が、2年生にあったのか?というと、ありませんでしたね。そこが、2年と3年の差です。

今後の取り組み

この試合で世代交代です。キャプテンは、まだ決まってません。今年のチームの取り組みは、まず遠征を増やします。土日でも極力遠征に行こうと思います。それも大学生や強いと思われるところに行きます。田舎者は、ガンガンやり合いに行かないとダメですな。もっとやり合いに行って、自分たちはやれるという自信を植え付けたいと思います。そして、あと二つ。一つは組手の向上、そしてもう一つは寝技の向上です。

8日から新チームスタートですので、しっかりとやっていきたいと思います。

2年半の終わり(2)に続く。

打ち上げ!

色々な方に、寸志をいただきまして。。。

そのお金で打ち上げをさせていただきました( ´ ▽ ` )ノ

真鍋前主将の乾杯でスタート。

三年生も集合です!

明日から4日間お休みです。その間、中学生は九州大会。中学生は結果を求めるよりも、内容を求めてやりたいと思います。

さて、やっと長崎に帰って来ました。インターハイの反省と合宿についてなど、落ち着いたら更新いたします!

インハイ後合宿

今日は広島大学にて、崇徳、神戸国際、京都学園、小杉、田村と合同合宿です。

明後日から休みなんで、追い込みというよりも整理ですね。今後、どうやって進めていくか。なにをしなくてはいけないのか。自分たちに足らないものは?そして良いところは?

などなど。

じっくりと今日からの三ヶ月が鍛錬期ですね。