卒業

卒業ってめでたい事なのに悲しいですよね。

出会いもあれば別れもある。

一つ一つの出会いが私の財産になり、一つ一つの別れが永遠の別れではなく、繋がっている別れになる。

これ以上ないですよね。最高です。

今年も今日卒業式でした。私は校務でバタバタで式には出れませんでしたが、良い卒業式だったことでしょう。

たくさんある学校の中から長崎日大柔道部を選んで入部してくれた。私はその期待に応える事は出来てるのかな?自問自答です。一人でも多く悔いなく卒業してくれるように頑張ります。

もっと頑張ろう!もっともっと卒業生が喜んでくれるように頑張ろう!どこにいても、その活躍が耳に入るように。

卒業おめでとう。

義理人情とは。

ある本のインタビューで、北野 武さんはこう語っています。

「いまたけしさんが、“日本人とはこうだ!”というなら、それはどんな言葉になりますか?」

北野 「うーん・・・外国人との付き合い方でいえば、もう徹底的な“義理人情”ですよ。イタリアで最初にサインを頼んでくれた人の顔は、ずっと覚えてます。彼はたまに日本に遊びに来ますが、こちらでは全部面倒をみますから。評論家でも、最初にヨーロッパでおいらの映画を紹介してくれたのはトニー・レインズというイギリス人ですが、彼が日本に来たときにはすぐに飛んでいく。

『タケシ、忙しいのにたいへんだね』
といわれて、

『いや、俺は日本人で、義理はちゃんとわかっているから』というと、

とても喜んでくれます」

「それはとてもいい話ですね。大物になると、それまで世話になった人への恩を忘れる人もいますから」

北野 「義理人情というと任侠道みたいだけど、世話になった人に恩や忠義を感じる気持ちは、本来、日本人がいちばん強く持っているものですからね」

「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」竹田 恒泰 著PHP新書より
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さすが世界の北野。

義理人情って言葉は難しいけども、義理は大切だと思います。この仕事してると、「不義理」も多いけど「義理」で感動することもよくあります。どんな事があっても、例え自分に不利に働くとしても義理は大切にしたい、そして大切にして欲しい。

そう願います。

日本一の話。

この間のメンタルトレーニングの先生は、私の二つ下の後輩です。

話をしていて思い出した事を書かせていただきます。

題して「日本一の話」

私の高校時代の一つ下に、Iという後輩がいました。彼とは、最寄りの駅が同じで、よく一緒に帰った記憶があります。記憶を辿ると、そういえば白帯で入ってきた!笑
一つ下は三人だけだったと思います。重量が二人、そして、66kgが一人。この66kgがIです。こいつは、なんと、インターハイチャンピオンになりました。入学当初白帯です。考えられないですよね。本当弱かったし、インターハイ優勝した後も弱かった(笑)では何故優勝出来たのか。監督が言ってました。

「あいつには誰にも負けない集中力がある。ワンチャンスを逃がさない集中力が。一つの技しか出来ないのにそれを決めるからな!」って言ってました。「そしてそれを活かすための組手を徹底してた。」って。

やはり勝つ人間は何かに特化している。そう思い出しました。

自分は何に特化していたかは、自分では分からないですが。。。汗

そうそう。このI。一年の冬か二年になってからか、一回辞めようとしました。先生に追い込まれて。家まで行ったのを思い出します。辞めてどーすんだ?やれよ!って言ったかどーかは覚えてませんが(笑)引き留めた記憶はあります。

みんな悩む。みんな努力する。

やっぱ勝ちたいなら頑張るしかないな!

ふと思い出したので書いてみました。また気が向いたら昔の話を書きたいと思います。

ちなみにこのIは、今は家業を継いで、日本で一番強いパティシエになってます。

保護中: 国体強化選手

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名門に習う。

オランダのサッカーチームの名門アヤックスのユース育成システム。この記事を読んで少し衝撃を受けましたのでご紹介します。以下、記事を抜粋します。

今の子供はあまり道路で遊ばなくなり、コーディネーション能力(感覚機能の統合能力)が育ちにくくなっている。「7歳から12歳の子供については、サッカー技能の向上は求めていない」。トップチームのフィットネスコーチを務めつつ、運動技能強化を担当するレネ・ヴォルムハウトは、このように説明する。「走る、跳ぶ、投げる、捕るといった、コーディネーション能力のあらゆる面を伸ばしていきたい。競技に関係なく、アスリートには確かな土台が必要だと私は信じている」。実際、アヤックスのアカデミーでは、13歳までは練習量の40パーセントが専門的なサッカー練習以外に充てられている。特にこの年代では、柔道と体操の比重が大きくなっている。「柔道と体操には、私の注目する基本運動技能が盛り込まれている」。こう付け加えたヴォルムハウトは、自身の受け持つクラスはアヤックスにしかないものだと自負している。「柔道は体を鍛えられるだけでなく、メンタルのトレーニングにもなる。規律を学ぶことができるし、負けることや勝つこと、一緒に作業することについて知ることができる」。その狙いは、単なるサッカー選手でなく万能型のアスリートを生み出すことにある。

うーん。凄く共感できる。特に小さい時はそうだと思うんです。色んな運動をして運動能力を鍛える。これが大切だと思います。だから自分が教える少年柔道はそうしたい。結果にこだわらず。それが、高校、大学、そしてその後の結果を出すために必要だと思うから。そのためには、もっともっと勉強しないと。

高校も少年柔道も、自分が関わる全ての柔道に尽力、そして普及出来るように頑張ります。