そろそろ卒業のシーズンですね!
人生には別れはつきもの。しかし、別れもあれば出会いもある。寂しい別れと嬉しい出会いと、世の中は非常によく出来てるなぁと思います。
さて、寮に新しい仲間が増えました。名前は「大塚君」。 かなりでかいその図体は、正しくオリンピック級。
フルネームで言うと、大塚せいや君を紹介します!どーん!
大塚せいやく→大塚製薬
さて、いよいよ決勝戦。相手は前年度全国優勝の東海大相模高校。
先鋒は私。これは奇襲でも何でもなく、団体戦の後に個人戦の決勝があった為です。大会前から監督に言われてた事で、めっちゃワクワクしてました。全員抜いたろか!って意気込みっす。が、しかし。勝負は難しいもので、相手も強いもので(-。-;なんとか2人抜いて3人目。個人戦の決勝でも対戦する相手でした。序盤に相手の反則により警告をもらい、よっしゃ次は4人目かって思っていたら、まさかの脇固めをくらってしまいました。集中力の欠如からくるまさかの失態。見事に脱臼してしまいました。それで棄権負け。そのままチームは副将まで抜かれ、比留川登場。ちゃんと抜き返して、相手は全中重量級チャンピオン。技有りと有効を奪い、これは勝ったと思った矢先、一瞬の出来事で一本負け。これで相手は副将、こっちは大将。大将は小川。60kg級ながらも、もうなんとかしてくれーって感じです。開始早々、足払いで有効奪取。会場大盛り上がり。しかし、やはり軽量級。動きを止められ払い腰で一本負け。2位での選手権出場となりました。この年、東海大相模は全国大会3位。次の年は2位。そしてその次は優勝。この時代はやはり強かったですね。
そして、脱臼したままの個人戦決勝。この試合、はっきり言って記憶にありません。痛さなのか疲労なのか分かりませんが、覚えてないんですよね。ビデオでみた記憶しかないんですが、指導1つで勝ちました。これは、審判が味方してくれたんだろうなーって思ってます。そのお陰で、全国大会優勝。ありがたやって感じですね!笑
ここで伝えたい事は、2つ。
やってやる!という強い心を持つ事が大切。
男は痛いとか疲れたとか言えない時がある。
この2つです。
明日は、俺が決めてやる!俺が!!俺が!!!って言う気持ちで全員戦ってくれる事を期待します。
こんな経験をしているからこそ、生徒に万全を尽くす事の大切さを説く事が出来るのかなっと思います。
明日は頑張ります!!
19年前、私が高校2年生だったときの選手権予選。前年度、東海大相模高校が井上康生さんの活躍により優勝しました。そのおかげで、神奈川県の出場枠は2つ。もちろん優勝して出場権を取るつもりでしたが、結果は2位でした。このときの試合は鮮明に覚えています。その試合の思い出を書きたいと思います。
まずは日大藤沢の戦力から。私の他に、比留川(全中86kg級3位、インターハイ5位)と小川(インターハイ60kg級優勝)、八鍬(180cm超え、100kg)大石(誰とでも引き分けれる男)、そして一つ下に飯田(66kg級インターハイ優勝)がいました。十分な戦力です。が、かなりの大苦戦。ベスト16で対戦した高校は厚木北高校。前3人で終わらせるはずが、2人残って副将の私まで回ってきました。内心ふざけんなよって思ってました(笑)2人抜いてベスト8へ。ベスト8から4校の2リーグで1,2位を決めての決勝トーナメントになります。ここでもまさかの悲劇が待ってました。1試合目、先鋒に比留川を投入して私は大将。一人抜いてなんと一本負け。そのままチームはガタガタで、なんと3人残って大将の私まで回ってきました。この時の相手は横須賀学院。ちゃんと3人抜いたんですが、予想以上に疲れました。次は、武相。この試合は1試合も見ませんでした。とにかく回復させないといかんと思って、休んでいました。そして勝って、リーグ最終戦。相手は東海大相模。2人残って大将の私。1人抜いて、大将戦首投げで技ありを取られて負けました。ということは、リーグ2位で準決勝は、反対側の1位とやらなくてはいけなくなりました。相手は、予想通りの桐蔭学園。先鋒は、桐蔭が小野卓志。でもまだ高校1年生でしたから、うちの大石ががっちり引き分けて流れはうちに。次に1人が負けてそこで比留川が3人抜いて、桐蔭大将、日大藤沢は中堅というかなりの有利。しかしさすが桐蔭学園。試合は大将戦までもつれ込みました。ですが、もう疲れ果ててたので問題なく勝って無事に高校選手権の出場権を獲得しました。そして、決勝はもちろん東海大相模高校。もううちはイケイケです。この時のオーダーは、まさかの先鋒、私。もう全員抜いてやるわ!って意気込んでいった結果はいかに!!笑
次回、19年前の思い出(2)をお待ち下さい。笑